新しく生徒さんのライブ音源を追加いたしました。
特に中間部が美しいので、最後までお聴きください。
この曲はショパンの晩年の作品です。何もかも失ってしまったショパンが最後の力を振り絞って作曲したのでしょうか。
革命で二度と故郷に帰る事の出来なかったショパンですが、ところどころにポーランドの舞曲マズルカの要素が含まれていて、ショパンの祖国愛が感じられます。
今後、様々な人生経験を積んだ後に弾くとより一層深みが増すので、年をとってからまた取り上げて欲しい作品です。
ショパンは素晴らしいピアノ曲を数多く残しました。
最も傑作だと思うのはバラード第4番、ソナタ第3番、舟歌ですが、玄人向けのとっつきにくい曲なので、名曲として知られているバラード第1番、別れの曲、革命、木枯らし、スケルツォ第2番等をお勧めします。
中学、高校まで続けているとこれらの名曲が弾けるようになるので(最初にあげた3曲は大学生以上でないと厳しいと思いますが)、受験等で忙しくなっても細く長く続けて欲しいですね。
特に高校生以上になると弾ける曲が増えてきて、ピアノが楽しくなってきます。
ピアノは勉強の妨げにはならず、頭がリフレッシュし集中力も増すので、かえってプラスになります。アマチュアコンクールに出場している人は医者や研究者が殆どとの事ですが、ピアノと勉強の相乗効果が高いのではないでしょうか。
音楽は人生を豊かにします。早い段階でやめてしまうと数年で殆ど弾けなくなってしまうので、今までかけた時間と月謝がもったいないですね。ピアノを習うからには、せめて自立出来るようになるまで続けて欲しいと思います。
私(教室主宰)のYouTubeピアノチャンネルでも同じショパン7番のワルツをお聴きいただけます。
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