コダーイのリズムメソッドについて

ハンガリーの作曲家コダーイのリズムメソッドは、世界の音楽教育世界のリトミックレッスンで用いられているものです。

日本のピアノレッスンではをタンタタと言いますが、リトミックや世界の音楽教育ではTa-Ti-Tiといいます。タンではフレーズが切れてしまいますが、Taだと切れません。
そして、ピアノを弾くタッチが軽くなり、フレーズ感と拍子感も生まれます。

また日本式のタン・タタだと、タンの後のタタが速くなりがちですが、そういった勘違いも起こりにくくなっています。

シンコペーション、16分音符なども無理なく体がリズムを覚えてくれるようになります。

日本で行われている英語リトミックレッスンでは、4分音符をWalk等の英語で言わせている教室もあるかと思いますが、付点2分音符、全音符、16分音符、シンコペーション等、少し複雑になると覚えづらくなりますし、発音しにくいという欠点があります。

当リトミック教室では、今後ピアノやヴァイオリン等を習った時に導入しやすいよう、世界のリトミックレッスンで取り入れられているリズムメソッドに少しアレンジを加えたもの(1歳・2歳児にも言いやすく覚えやすいもの)を取り入れています。

少し専門的な用語が出てきたので難しく感じられるかもしれませんが、音楽に合わせて歌いながら歩いたりスキップしたりするだけなので、深く考えることなくリズムが身に着きます。

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